アンティークジュエリーの修理・修復はケンズショップの真骨頂。
当工房には、長年の経験と数々のアンティークジュエリー展のコンサベーションで培ったノウハウがあります。
一般の工房では難しいアンティークリングのサイズ直しから博物館級の美術作品の修復までアンティークジュエリーの修理・修復に関するご相談をお受けしています。
アンティークジュエリーのトラブルの多くが各パーツの接合部の外れやセットされた宝石の欠損などです。当工房ではオールドカット(ローズカット、オールドマインカットなど)の小粒ダイヤを極力取り揃えニーズにお応えしています。
以下ケンズショップの開発した技術の一部をご紹介します。
| ■爪の欠損・磨耗 |
経年により宝石をセットしている爪が磨耗している場合を多く見かけます。
アルゴンガス溶接機などを使用して爪に金属を肉盛りします。
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| ■トレンブランとは |
花などのパーツの下に小さなバネが仕掛けられ、身に着けた時花が繊細に揺れ動くように作られたジュエリー(主にブローチが多い)。トレンブランとは震えるという意味。
トレンブランの命ともいえるバネ部分が劣化し、動きが鈍くなってしまったものを
パーツの重さにあった幅、厚み、巻数のバネを作成し、トレンブラン本来の震えるような繊細な動きを甦らせます。
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劣化したバネ
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バネを作成し、ボックスに収めた状態 |
| ■ローマンモザイクとは |
イタリアのローマを中心に作られたモザイクで細い色ガラスの棒をカットして、縦に隙間なく並べてモチーフを描いたもの。
抜け落ちてしまったガラス片を硬質樹脂によって微妙な色合いまで合わせて再現し欠損した部分にはめ込み修復します。
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| ■エナメルとは |
七宝焼き。さまざまな色のガラス粉を金属などの表面に焼き付けたもの。
エナメルのキズや欠けを硬質樹脂により補修します。
独自に配合した樹脂によるプリカジュールエナメルの補修も可能です。
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| ■ベルリンアイアンとは |
19世紀初頭戦争の戦費を賄うために民間から金などを徴収した代償としてプロシア政府が作り人民に与えた鋳鉄製のジュエリー、表面に黒漆をかけたものが多い。
経年により黒漆のコーティングが剥げ赤錆が湧いている物の赤錆を取り除き、往時の美しさを甦らせます。
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赤錆の付いた状態
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赤錆を除去した状態
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鉄製の刀の鍔などを黒くする技法を用いて、全体に綺麗に黒錆びを付ける。
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黒錆びつけ作業
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黒錆び付け後
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表面に漆を塗り、加熱処理で定着させる。
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漆で定着
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| ■ハンダ除去とは |
アンティークジュエリーの修理には比較的作業温度の低い半田が多く使われています。
しかし、半田で修理されたジュエリーは接合した部分が脆く、ちょっとした衝撃で外れてしまったり、破損したりします。半田による修理は、安易で一時的な修理法といえます。
本来の修理方法としては、より高温での作業が必要となるロー付けによる修理が理想的と言えます。
しかし、ジュエリーに付着した半田を除去せずロー付け作業を行うと、母体の金属ごと溶けてしまいます。(半田に含まれる金属、ロー材に含まれる金属、母体の金属が混ざりあい6〜8元合金となってしまうため)
従来、半田を除去するには物理的に削り取る方法しかありませんでした。この方法では石座の裏側、彫刻模様に流れこんでしまった半田は完全には除去出来ません。
当工房では、多数実験を重ねた結果、母体となる貴金属(銀、金、プラチナ)やセッティングされた貴石(ダイヤモンド、サファイヤ、ルビー、エメラルド)を損なうことなく薬品を用いて化学的に除去することに成功しました。
これにより、高温度をかけたロウ付けをすることができ、より完璧な修理が可能となりました。
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半田が石座裏に付着している例
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半田が付着した状態 |

除去途中 |

半田を除去した状態 |
| ■欠損したパーツの復元 |
欠損したパーツを復元する場合、作品本体と金属色を合わせる必要があります。
金のパーツを例にとると、例えば18金の場合、含有される銀と銅の割合で色合いが異なります。割金を調合し色合いを合わせた地金を作りパーツを製作します。
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パーツが欠損した状態
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地金の色を合わせて制作されたパーツ
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| ■色上げ |
たとえ変色し難い金製品であっても、長い年月を経たものは黒く硫化してくる場合があります。
また、その風合いがアンティークジュエリーの魅力でもありますが、過去の修理によってその風合いが損なわれてしまっている場合があります。
当工房では、日本の伝統工芸で使われる様々な色上げ技法(煮色着色など)を駆使し、修理前の風合いに仕上げます。
また、保管状態などにより過度に変色した場合なども風合いを損なわずに色上げいたします。
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| line |
ご来店の際は、あらかじめお電話下さい。
ケンズショップ <0422-47-1855>
営業時間 10:00〜19:00 / 14:00〜19:00(日曜日)
定休日 毎週水曜日
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